「ひふみ投信」の運用実績は半端ないです。
数字を見れば誰もが「ひふみ投信」にお金を預けておけばよかったと後悔します。
▼この記事の目次(もくじ)
100万円を「ひふみ投信」と銀行に預けたら
2008年9月30日に運用を開始した「ひふみ投信」は、約10年後の2018年5月31日時点で5.2倍の運用実績をあげています。
仮に同期間中、銀行に預けた場合、1,000,000円(100万円)は、1,005,714円でした。
この数字も2008年時点の金利と想定した0.057%で計算しており、現実にはもっと低い数字になります。
投資信託なのでマイナスに振れるリクスはありますが、100万円を「ひふみ投信」に預けると420万円の利益、銀行に預けると5,700円の利益、結果論にはなりますが、この違いはリクスを取るだけの価値が十分にあります。
「ひふみ投信」の運用実績は半端ないです。
「ひふみ投信」の特徴
「ひふみ投信」は、財務指標や株価等、数字で表される情報の分析する定量分析と、経営者の人となり、会社ビジョン、現場の声など数字に置き換えづらい情報を分析する定性分析の両面から成長企業を発掘し、投資をおこなう投資信託です。
いわゆる足で稼いだ情報を投資先企業を評価する材料として使っている点が、最近話題となっているロボアドバイザーによる自動運用と大きく異なります。
ロボアドバイザーの代表格である「WealthNavi(ウェルスナビ)」は利回り6%、「THEO(テオ)」は利回り5%を想定しています。
「WealthNavi(ウェルスナビ)」関連記事:WealthNavi(ウェルスナビ)に口座を開設し、世界水準のロボアドバイザーをはじめる
「THEO(テオ)」関連記事:1万円から始められるおまかせ運用「THEO(テオ)」に口座開設
100万円を10年預けた場合、利回り6%の場合は約163万円になり、利回り5%の場合は約150万円になりますが、過去の「ひふみ投信」が運用実績には遠く及びません。
「ひふみ投信」vs「WealthNavi(ウェルスナビ)」vs「THEO(テオ)」の勝者は?
過去の運用実績では、ロボアドバイザーの運用実績を遥かに凌駕する「ひふみ投信」ですが、これから先の運用実績が保証されているわけではありません。
ロボアドバイザーは日々賢く進化していく中で、人が運用に関わる「ひふみ投信」はこれまで通りの運用実績を積み上げることができるのか興味が湧きます。
いずれにせよゼロ金利時代に大切な資産を増やすすことを考えた場合、リスクは伴いますが、「ひふみ投信」が有効な選択肢となりそうです。
待っていても資産は増えませんので、リスクを取れる金額から始めることで資産運用を学びましょう。