年利10%〜20%の利益を出せる金融商品があれば知りたいと思いませんか?
FXは、一般論としてハイリスク・ハイリターンの金融商品として認知されています。
「8割の投資家が負ける」「3年以内に9割が退場する」、まことしやかにFXが評される言葉からもギャンブル性の高さをうかがい知ることができます。
そんなFXで継続的に利益を出している人たちが存在していることをご存知でしょうか?
しかも一か八かのギャンブルではなく、完全ではないものの再現性があり、高確率で利益を出せるとしたらやってみたいと思いませんか?
▼この記事の目次(もくじ)
FXで継続して利益を出す方法
結論から言うと「トラリピ」というリピート系FX自動売買サービスを使い、収益をあげている方の設定を真似するという方法です。
FXは大きく分けて、自らの考えで売買をおこなう裁量トレードと一定の売買ルールに則って自動的に売買するシステムトレードがあります。
「トラリピ」はシステムトレードの一つで、あらかじめ決めたルールに則って自動的に売買をしてくれるサービスです。
トラリピの実績
「金融先物取引業協会」の資料によると「トラリピ」を運営しているマネースクエアの1口座当たりの平均預かり残高72.1万円に対して、店頭FX業者は22.6万円/口座と3倍以上のひらきがあります。
大きな利益を出している人がいれば平均金額が上昇するため特定の人に利益が集中している可能性がありますが、「トラリピ」を運営しているマネースクエアに口座を持っている人は他のFX業者と比較して儲かっているということがいえます。
少し古い情報になりますが、2014年の年末時点でマネースクエアで取引する投資家全体の損益状況は、スワップを含む損益ベースで16ヶ月連続でプラスを記録しています。
「8割の投資家が負ける」と言われるFXで驚異的な数字を叩き出しているのがマネースクエアの「トラリピ」なのです。
ただし、客観的な事実としてマネースクエアの「トラリピ」で利益が出ていることがわかったところで、それが投資のプロのような一部の人が享受できるものであれば意味がありません。
トラリピで稼いでいる達人たち
実際にトラリピで稼いでいるお二人を紹介します。
お一人目が「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」を運営する「鈴」さん。
2016年3月から「トラリピ」の本格運用をはじめて、2019年4月時点で確定利益は780万円、含み損は176万円の運用実績となります。
確定利益780万円から含み損の176万円を引くと実質利益は604万円となり、運用期間が38ヶ月なので、月平均の実質利益は15.8万円となります。
リーマンショックを含めた過去15年分のチャートから高値と安値のレンジを決定し、レンジの上半分に売り「トラリピ」、下半分にトラリピを仕掛けるハーフ&ハーフで運用をおこなっています。
ハーフ&ハーフというのは証拠金を抑え、含み損を小さくする効果があるため「トラリピ」ではよく使われる手法です。
リスクの分散を目的に8通貨ペアに2,000万円を投資されています。
「トラリピ」の設定がすべて公開されていますので2,000万円投資できる方は、「トラリピ」口座を開設して設定を真似するだけで、月額15.8万円の利益を出せる可能性があります。
「可能性」と書いたのは、未来が過去と同じになる保証がないためです。
また、利益には波があるため短期で見た場合に損失を被る可能性があることはリスクとして認識しておいてください。
上述のようなリスクはあるものの2016年から「トラリピ」設定を変えていないという事実が設定の完成度の高さを感じさせます。
お二人目は、「akilog」を運営する「あっきん」さん。
2015年から「トラリピ」運用をスタートし、2019年4月末時点で4つの通貨ペアに約2,000万円を投資して、467万円の利益を出されています。
「鈴」さんほど、詳細に「トラリピ」設定を公開していませんが、日々発信されている情報をつなぎ合わせるとおおよその「トラリピ」設定を知ることができます。
また、「あっきんトラリピ30万円チャレンジ」という企画で「トラリピ」設定を公開されているので、その「トラリピ」設定を参考にするのもよいでしょう。
今回紹介した、「鈴」さん、「あっきん」さん以外にも自身の「トラリピ」設定を公開されている方がいらっしゃいますので、ご自身の状況に近い「トラリピ」設定を探し設定を真似することで学習コストを一気に下げることが可能です。
株や裁量トレードのFX、仮想通貨など、「トラリピ」以外の投資商品の実績を公開されている方もたくさんおられますが、過去の実績として参考にすることはできますが、手法を再現することは難しいです。
その点、「トラリピ」であれば設定を真似すれば簡単に手法を再現することができ、そこに特別な知識は必要ありません。
「鈴」さん、「あっきん」さんを含むトラリピの達人たちの設定は下記にまとめてありますので、参考にしてください。
17人のトラリピの達人に学ぶ!取引通貨とトラリピ設定まとめ【2019年3月版】
「トラリピ」はお金を生む魔法のツールではない
「トラリピ」のよいところを書いてきましたが、忘れてはいけないのが「トラリピ」も投資のひとつの方法でしかないことです。
投資にはリスクはつきもので「トラリピ」が元本を保証した金融商品ではありませんので、元本毀損のリスクが常に付きまとうことを忘れていけません。
また、「トラリピ」が売買方法を再現できる投資方法とはいえ、相場が過去と同じ未来を保証していない以上、負けることがある点も忘れてはいけません。
ここで救いなのが、FXは上がったら下がる、下がったら上がるという一定のレンジ相場になる可能性が高く、未来の値動きの方向性が分かりやすいという点です。
レンジ相場を形成する可能性が高いということは、「トラリピ」をはじめるタイミングによって損失を抱える可能性もありますが、時間の経過とともに逆に動き損失を解消してくれる可能性があるということです。
下のグラフは、2007年4月2日〜2019年5月16日までの日足チャートです。
全期間の高値は2007年10月31日の107.76円、安値は2008年10月27日の55.8円、その差は約2倍。
12年でたったの2倍の差しかなく、その範囲を行ったり来たりしているわけですからリピート系FX自動売買システムが有効なことは理解いただけると思います。
FXと聞くとキャンブル性の高さが想起されますが、時間をかけて少額の利益を積み上げていくトラリピは資産形成という観点からもっと活用されるべきサービスだと考えます。