60万円を元手に2018年12月24日からトラリピを運用しています。
※30万円でスタートしましたが、2019年1月3日の豪ドル/円急落に伴い10万円、2019年8月7日に維持率低下に伴い20万円を追加しています。
投資ですので良いときもあれば悪いときもあると思いますが、損失が出ているときも含め、すべての結果を包み隠さず晒しますので、トラリピの評価に迷っている方にとってはじめるキッカケもしくは、反面教師になればと思います。
未来が誰にも読めない以上、投資に戦略があるとすれば誰よりも早く始めることです。
この記事をきっかけに投資に始める人が少しでも増えると嬉しいです。
トラリピをはじめた経緯は、「30万円でトラリピはじめました」で書きましたので、興味があればお読みください。
▼この記事の目次(もくじ)
トラリピ50週目の運用パフォーマンス
トラリピ運用50週目の前週比は、口座残高+2,405円、評価損益+19,000円、実質損益+21,405円となり、トラリピ運用開始からの通算では、口座残高+64,549円、評価損益-81,610円、実質損益-17,061円という結果になりました。
決済5本と相場が動いたとなりました。
5本の決済は、2019年2月以来約10ヶ月ぶりです。
NZドル/米ドルが上昇したことで、先週懸念していると書いたマイナススワップが多少緩和されましたが、決済になったとしてもスワップによりトータルマイナスのポジションがいくつもありますので、さらなる上昇に期待です。
トラリピは、仕組みの性質上、評価損が発生する傾向が強く、多くの場合は評価損(まれに評価益が発生することもあります)を抱えながらの運用になりますが、強制ロスカットされたら負け確定です。
実質の損益を計算する際には、「トラリピ口座残高(現金残高)」ー「投資額」+「評価損益」で計算する必要があります。
評価損益を無視して計算するとトラリピの口座残高は増えたけど、実際には利益が出ていないという現象も起こりえます。
「学歴社会からのドロップアウト」では、全てのポジションを決済した場合、利益が出ているのか損益が出ているのかをわかりやすくするの目的で「実質損益」の額を公開しています。
要するに「トラリピ」で稼いだ利益が「実質損益」です。
「実質損益」がマイナスであれば「トラリピ」で損が出ているということになります。
今週のトラリピ口座状況をご覧ください。
前週の結果に興味がある方は下記の記事をご覧ください。
参考記事:【運用49週目】トラリピの実質利益は前週比+13,630円、通算-38,466円
今週の結果をまとめました。
※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
比較項目 | 前週増減 | 今週(50週目) | 前週 |
---|---|---|---|
投資金額 | 0円 | 600,000円 | 600,000円 |
維持率 | +81% | 595% | 514% |
実質レバレッジ | -0.67倍 | 4.20倍 | 4.87倍 |
口座残高 | +2,405円 | 664,549円 | 662,144円 |
評価損益 | +19,000円 | -81,610円 | -100,610円 |
実質損益 | +21,405円 | -17,061円 | -38,466円 |
決済件数 | +4本 | 5本 | 1本 |
決済損益 | +1,702円 | 2,405円 | 703円 |
必要証拠金 | -11,284円 | 97,936円 | 109,220円 |
注文設定通貨別のパフォーマンス
注文設定をしている豪ドル/円、NZドル/米ドルそれぞれの通貨別のパフォーマンスを確認していきます。
豪ドル/円のパフォーマンス
豪ドル/円は、今週も決済ゼロ着地となり4週連続の動きなしです。とにかく動きません。
保有通貨は、売買がなかったため変化なく18,000通貨です。
※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
比較項目 | 前週増減 | 今週(50週目) | 前週 |
---|---|---|---|
保有通貨(ボジション) | 0通貨 | 18,000通貨 | 18,000通貨 |
決済件数 | 0本 | 0本 | 0本 |
決済損益 | 0円 | 0円 | 0円 |
評価損益 | +3,127円 | -52,277円 | -55,404円 |
実質損益 | +3,127円 | -6,830円 | -9,957円 |
NZドル/米ドルのパフォーマンス
今週のNZドル/米ドルは、決済3本、うち1本は売買益よりもマイナススワップが上回りマイナス決済となっています。
マイナススワップ問題は引き続き大きな課題です。
保有通貨は、3,000通貨減り、11,000通貨です。
※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
比較項目 | 前週増減 | 今週(50週目) | 前週 |
---|---|---|---|
保有通貨(ボジション) | -3,000通貨 | 11,000通貨 | 14,000通貨 |
決済件数 | +3本 | 3本 | 0本 |
決済損益 | +993円 | 993円 | 0円 |
評価損益 | +18,711円 | -25,821円 | -44,532円 |
実質損益 | +19,704円 | -8,494円 | -28,198円 |
加ドル/円のパフォーマンス
2019年10月21日に加ドル/円のトラリピを開始しています。
今週の加ドル/円は、決済2本も評価損が拡大し、実質益はわずかとなりました。
保有通貨は、1,000通貨減り、4,000通貨となりました。
※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
比較項目 | 前週増減 | 今週(7週目) | 前週 |
---|---|---|---|
保有通貨(ボジション) | -1,000通貨 | 4,000通貨 | 5,000通貨 |
決済件数 | +1本 | 2本 | 1本 |
決済損益 | +709円 | 1,412円 | 703円 |
評価損益 | -2,838円 | -3,512円 | -674円 |
実質損益 | -1,426円 | +18円 | +1,444円 |
豪ドル/円、NZドル/米ドル、加ドル/円の値動き
トラリピの運用を開始した2018年12月24からの豪ドル/円とNZドル/米ドル、2019年10月21日から運用を開始した加ドル/円の値動きです。
豪ドル/円の週足チャート
2008年5月からの豪ドル/円の週足チャートです。
追加した買いトラリピのレンジに収まっているためこのまま運用を継続します。
NZドル/米ドルの週足チャート
2008年5月からのNZドル/米ドルの週足チャートです。
追加した買いトラリピのレンジを上に抜け、当初設定したレンジ内に入ってきました。
マイナススワップ問題は残っていますが、この設定のまま運用を継続します。
加ドル/円の週足チャート
2008年5月からの加ドル/円の週足チャートです。(加ドル/円のトラリピ開始は2019年10月21日)
買いレンジのほぼど真ん中に位置していますので、このトラリピ設定のまま継続します。
現在のトラリピ設定
現在のトラリピ注文設定は、人気ブログ「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」の鈴さんが企画する「(設定公開)【鈴と一緒に運用しよう】トラリピで月20万円稼ぐ鈴が12月24日から30万円で運用を始めます」に乗っかって設定したものです。
経緯等の詳細に興味があれば下記の記事を参照してください。
関連記事:30万円でトラリピはじめました
オリジナルは30万円の運用ですが、ロスカットのリスクを考慮して60万円で運用しています。
豪ドル/円を取引する場合
買い→売り注文と売り→買い注文の2つの設定が必要です。
予算として最低でも20万円を用意しましょう。
20万円以下でも設定は可能ですが、ロスカットされて損が確定される可能性が高くなります。
関連記事1:トラリピ設定 豪ドル/円の買い→売りイフダン
関連記事2:トラリピ設定 豪ドル/円の売り→買いイフダン
NZドル/米ドルを取引する場合
豪ドル/円と同様に、買い→売り注文と売り→買い注文の2つの設定が必要です。
豪ドル/円の20万円は用意できない場合は、NZドル/米ドルだけをやるという方法もあります。
予算として10万円用意してください。
10万円以下でも設定は可能ですが、ロスカットされて損が確定される可能性が高くなります。
関連記事1:トラリピ設定 NZドル/米ドルの買い→売りイフダン
関連記事2:トラリピ設定 NZドル/米ドルの売り→買いイフダン
トラリピでFXをはじめよう!
FXに興味のある初心者、裁量トレードに疲れた方は、設定さえすればほったらかしで24時間不眠で働いてくれるトラリピがオススメです。
トラリピはジャンルとしてはFX取引ですが、「FXは難しい!」と思っているあなたは、トラリピを使うことでFXへの印象が大きく変わると思います。
FXのメリットには、
少額から始められる
24時間売買できる
売りから入れる
がありますが、同時にFXは難しい、FXは危険というイメージがあります。
FXが投資である以上リスクゼロにはなりませんが、トラリピであれば
自分のタイミングで相場を見ることができない
相場の動向を気にしたくない
といった制約や要望をお持ちの方でもFXのメリットを享受し、リスクを抑えつつ資産を増やせる可能性が高まります。
トラリピ1回あたりの利益は少額ですが、日々の小さな利益が積み重なり、5年後、10年後には大きな差になりますので、未来を見据えた投資をしていきましょう。
未来はどうなるかわかりませんが、テクノロジーの力を借りてお金を運用する未来は確定です。
進んでいる人はもう始めています。
乗り遅れないように、実体験を通じて投資の感覚を養いましょう。