楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)、正式名称:楽天・新興国株式インデックス・ファンド)は、世界の新興諸国の大型株・中型株・小型株をカバーするFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックスに連動したパフォーマンスを目指す投資信託です。
世界のインデックス運用商品の約4割のシェアを握り、シェアNo.1のバンガード社が運用する米国ETFのVWO(バンガード FTSEエマージングマーケッツETF)に投資することで形成されている投資信託です。
経済成長著しい世界の新興国株式への投資が可能な楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))は2020年にどのような運用実績を残せたのでしょうか?
▼この記事の目次(もくじ)
楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))2020年購入シミュレーション
楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))を2020年1月から月初の初値で1口ずつ定期購入した場合の実績は下記のようになります。
購入日 | 購入価格(始値) | 保有数 | 累積投資額 | 平均取得単価 | 分配金(1口) | 分配金 | 累積分配金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年1月6日 | 10,079円 | 1 | 10,079円 | 10,079円 | – | – | 0円 |
2020年2月3日 | 9,503円 | 2 | 19,582円 | 9,791円 | – | – | 0円 |
2020年3月2日 | 9,093円 | 3 | 28,675円 | 9,558円 | – | – | 0円 |
2020年4月1日 | 7,537円 | 4 | 36,212円 | 9,053円 | – | – | 0円 |
2020年5月1日 | 8,099円 | 5 | 44,311円 | 8,862円 | – | – | 0円 |
2020年6月1日 | 8,399円 | 6 | 52,710円 | 8,785円 | – | – | 0円 |
2020年7月1日 | 8,968円 | 7 | 61,678円 | 8,811円 | – | – | 0円 |
2020年8月3日 | 9,555円 | 8 | 71,233円 | 8,904円 | – | – | 0円 |
2020年9月1日 | 9,793円 | 9 | 81,026円 | 9,003円 | – | – | 0円 |
2020年10月1日 | 9,634円 | 10 | 90,660円 | 9,066円 | – | – | 0円 |
2020年11月2日 | 9,686円 | 11 | 100,346円 | 9,122円 | – | – | 0円 |
2020年12月1日 | 10,464円 | 12 | 110,810円 | 9,234円 | – | – | 0円 |
楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))への累計投資額は110,810円、平均取得単価は9,234円、配当金ありませんでした。
楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の詳しい情報は、「楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))」公式サイトから確認できます。
楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))2020年売却シミュレーション
2020年1月から購入した楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))を2020年市場最終日となる2020年12月31日の初値での全保有分を売却すると下記のような結果になります。
売却日 | 売却単価(始値) | 売却数 | 売却額 | 売却利益 | 売却利益率 | 受取分配金 | 受取分配金率 | 合計利益額 | 合計利益率 |
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2020年12月30日 | 10,881円 | 12 | 130,572円 | 19,762円 | 17.83% | 0円 | – | 19,762円 | 17.83% |
受取配当金はないため売却利益は19,762円、売却利益率は17.83%がそのままトータルの楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の実績となります。
全て税引き前の金額になりますので、ここから税金が引かれた額が本当の利益となります。
2020年の楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の投資先となるVWO(バンガード FTSEエマージングマーケッツETF)の合計利益率は23.53%でした。
VWO(バンガード FTSEエマージングマーケッツETF)よりも楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))は、5.7%低い利益率なっており、ここまで差が大きいと格段の理由がなければ、VWO(バンガード FTSEエマージングマーケッツETF)を購入したいと考えます。
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2020年のVWO(バンガード FTSEエマージングマーケッツETF)運用実績
楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の取扱いネット証券会社
三大ネット証券で楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の取り扱い状況です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の全ての証券会社で楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の取り扱いがありますので、どの証券会社を選んでも楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))の購入が可能です。
SBI証券では、NISA口座で楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))を購入した場合、購入手数料が無料となります。
また、毎月決まった日にちに楽天VWO(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))を購入できる定期購入サービスがありますので、楽天証券、マネックス証券で購入する明確なメリットがなければネット証券シェアNo.1のSBI証券がおすすめです。