高い人気を誇るロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の運用実績報告の34週目(2018年7月28日に運用開始)です。
前週の結果:【運用33週目】ロボアドバイザー暴騰!今週の運用結果は+4,212円(+2.17%)
目にする機会が増えているロボアドバイザーは「本当に稼げるのか?」という疑問を解消するために、合計20万円をWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)に投資して、その運用実績を公開していきます。
人気投資信託の「ひふみ投信」との比較もおこなっているので、投資信託とロボアドバイザーのどちらに投資するべきか迷っている方にとってもリアルな運用結果は投資商品を選ぶ際の参考になると思います。
さっそく、今週の結果をみていきましょう。
▼この記事の目次(もくじ)
WealthNavi(ウェルスナビ)34週目の運用パフォーマンス
まずは、ロボアドバイザーNo.1のWealthNavi(ウェルスナビ)に投資した2018年7月28日からの収支グラフをご覧ください。
今週のWealthNavi(ウェルスナビ)は、前週比-2,501円(-2.51%)と大きく下げました。
週の途中では、-62円とあと少しで通算プラスというところまでいきましたが、金曜日に-2,709円(-2.71%)の急落となり、通算プラスが遠のいてしまいました。
急落の原因は、米国株と日欧株だと思われますが、特にヨーロッパはトルコリラ急落やイギリスのEU離脱問題など、今後も予断を許さない状況です。
久しぶりに現状のWealthNavi(ウェルスナビ)資産内訳を公開しておきます。
WealthNavi(ウェルスナビ)の運用を開始した2018年7月28日からの通算の収支は-2,856円(-2.86%)となり、先週のプラスを全て吐き出した格好になりました。
34週目前週比 | -2,501円(-2.51%) |
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通算 | -2,856円(-2.86%) |
THEO(テオ)34週目の運用パフォーマンス
WealthNavi(ウェルスナビ)よりも少額投資が可能なロボアドバイザーとして人気があるTHEO(テオ)に投資した2018年7月28日からの収支グラフをご覧ください。
今週のTHEO(テオ)は、前週比+650円(+0.66%)となり、2週続けてプラス着地となりました。
THEO(テオ)は上昇局面よりも下落局面で強さを発揮する傾向がありますが、WealthNavi(ウェルスナビ)が急落した金曜日は、THEO(テオ)は無傷でした。
THEO(テオ)の運用を開始した2018年7月28日からの通算の収支も-328円(-0.33%)となり、あと少しで通算プラスとなります。
34週目前週比 | +650円(+0.66%) |
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通算 | -328円(-0.33%) |
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の運用パフォーマンス比較
続いて、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の運用パフォーマンス比較するためにグラフを重ねてみました。
金曜日にWealthNavi(ウェルスナビ)が急落した以外は、THEO(テオ)とほぼ同じ動きをしています。
上昇局面では青線のWealthNavi(ウェルスナビ)が上、下落局面では赤線のTHEO(テオ)が上なのがよくわかります。
ロボアドバイザーの評価という意味で、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の収支を合算してみました。
投資金額は、それぞれ10万円の合計20万円となります。
ロボアドバイザー34週目前週比 | -1,851円(-0.93%) |
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ロボアドバイザー通算 | -3,184円(-1.59%) |
今週は、THEO(テオ)がマイナスを緩和してくれましたが、WealthNavi(ウェルスナビ)が大きく足を引っ張りマイナスが増えました。
ロボアドバイザー同士を比較しても投資先としてのロボアドバイザーの優越がわかりませんので、同時に投資をはじめた「ひふみ投信」をグラフに加えてみます。
ロボアドバイザー 対 ひふみ投信
ウェルスナビ通算 | -2,856円(-2.86%) |
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テオ通算 | -328円(-0.33%) |
ひふみ投信通算 | -12,054円(-12.05%) |
ひふみ投信は、高収益の投資信託として高い人気を誇っていますが、最近のパフォーマンスだけをみるとロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の後塵を拝しています。
今週のひふみ投信は+1,114円(+1.28%)となり、大幅マイナスのWealthNavi(ウェルスナビ)、小幅上昇のTHEO(テオ)と比較して高いパフォーマンスを出しています。
ただし引き続き大きなマイナスを抱えているため、ロボアドバイザーに対して抵抗がある方もいらっしゃることは理解できますし、すべての投資信託が同じ結果になっているわけではありませんが、投信信託を検討している方は、ロボアドバイザーが投資先の選択肢として有効だということを数字をみて確認いただき、投資先の対象に加えてみることをオススメします。
ロボアドバイザーで投資をはじめよう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
ロボアドバイザーの評価に迷われている方も多いと思いますが、十分に投資対象に値する結果を残していることが分かっていただけたと思います。
少し前の世界的な株安があったこともあり、ロボアドバイザーに興味があってもしばらく様子を見るという方が多いと思いますが、株式市場は徐々に安定を取り戻しつつあります。
日経平均株価とNYダウは一直線に下落、もしくは上昇することはありませんので、ロボアドバイザーをはじめるタイミングは非常に難しいですが、長期運用に向いている商品になりますので、興味がある方は、早めに口座を開設し実際にロボアドバイザーを体験してみてください。
未来が予想できないのであれば、投資は早くおこなった人の勝ちとなります。
証拠として2008年からTHEO(テオ)を運用した場合、最も収益を上げたのはリーマン・ショック後に買った場合というシミュレーションが出ています。
実績でロボアドバイザーを選ぶ場合は、預かり資産・運用者数No.1の人気No.1のWealthNavi(ウェルスナビ)がオススメです。
少額を投資する場合は、1万円から投資が可能なTHEO(テオ)がオススメです。
もし、ロボアドバイザーによるほったらかしの運用に退屈感を感じる方は、裁量トレードほどの自由度はありませんが、ある程度取引をコントロール可能かつ、24時間勝手に稼いでくれるトラリピがオススメです。
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ロボアドバイザーもトラリピもテクノロジーを駆使した新しい投資の形です。
日々の小さな利益が積み重なり、5年後、10年後には大きな差になりますので、未来を見据えた投資をしていきましょう。