2021年1月20日から始動するバイデン政権の優先事項に挙げられている環境政策。
新政権への期待感や新型コロナウイルス禍のニューノーマルな生き方、SDGsへの関心から既に環境関連株価の上昇は始まっています。
中でもクリーンエネルギーの代表銘柄であるBlackRock社のICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)は、年初から2.4倍に上昇しています。
▼この記事の目次(もくじ)
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)とは?
BlackRock社のサイトでは、ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)を以下のように説明しています。
クリーンエネルギーセクターのグローバル株式で構成される指数と同等の投資成果を上げることを目指しています。
太陽、風力、その他再生可能資源によりエネルギー生産をおこなう企業に投資する際の選択肢となるETFです。
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の概要は下記の通りです。
項目 | ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF) |
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ETF名称 | iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー |
ティッカー | ICLN |
運営会社 | ブラックロック(BlackRock) |
純資産総額 | $ 4,662.0 M |
取引所 | ナスダック証券取引所 |
設定日 | 2008年6月24日 |
インデックス | S&P グローバル・クリーンエネルギー指数 |
保有銘柄数 | 30 |
経費率 | 0.46% |
年初来リターン | 142.06% |
詳しくは、BlackRock(ブラックロック)公式サイトで確認できます。
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)のパフォーマンス
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の運用開始は、2008年6月24日と意外にも古く、運用開始後に大きく下落し、以後低迷を続けていましたが、この1年で大きく伸びています。
期間を2019年12月から2020年12月に限定すると大きく伸びていることが分かります。これでも運用開始時の基準価格$51.82の約半分でまだまだ伸び代はありそうです。
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の保有銘柄
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の株式保有銘柄数は30と限定されており、上位10銘柄で約50%を構成しています。
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の投資先地域
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の投資先地域は、米国、ニュージーランド、中国の上位3つの地域で半数を超えており、上位10の地域で90%以上を占めています。
日本はその他にも入っていないという残念な現状です。
ICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の取扱いネット証券会社
三大ネット証券でICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の取り扱い状況です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の全ての証券会社でICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の取り扱いがありますので、どの証券会社を選んでもICLN(iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF)の購入が可能です。