LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)は、米ドル建ての投資適格債券に投資することを目的にMarkit iBoxx米ドル建てリキッド 投資適格指数に連動したパフォーマンスを目指すETFです。
2020年1月時点で債権格付けの保有比率は、AAA 3.20%、AA 7.81%、A 41.62%、BBB 47.38%とミドルクラスのリスク許容度をもつ債権ですが、コロナ禍の2020年にどのような運用実績を残せたのでしょうか?
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LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)2020年購入シミュレーション
LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)を2020年1月から月初の初値で1口ずつ定期購入した場合の実績は下記のようになります。
購入日 | 購入価格(始値) | 保有数 | 累積投資額 | 平均取得単価 | 分配金(1口) | 分配金 | 累積分配金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年1月2日 | $128.34 | 1 | $128.34 | $128.34 | – | – | – |
2020年2月3日 | $130.58 | 2 | $258.92 | $129.46 | $0.336795 | $0.673590 | $0.673590 |
2020年3月2日 | $131.87 | 3 | $390.79 | $130.26 | $0.349287 | $1.047861 | $1.721451 |
2020年4月1日 | $122.55 | 4 | $513.34 | $128.34 | $0.310037 | $1.240148 | $2.961599 |
2020年5月1日 | $128.70 | 5 | $642.04 | $128.41 | $0.320173 | $1.600865 | $4.562464 |
2020年6月1日 | $131.40 | 6 | $773.44 | $128.91 | $0.321881 | $1.931286 | $6.493750 |
2020年7月1日 | $134.15 | 7 | $907.59 | $129.66 | $0.310336 | $2.172352 | $8.666102 |
2020年8月3日 | $137.95 | 8 | $1,045.54 | $130.69 | $0.295401 | $2.363208 | $11.029310 |
2020年9月1日 | $135.25 | 9 | $1,180.79 | $131.20 | $0.295152 | $2.656368 | $13.685678 |
2020年10月1日 | $134.26 | 10 | $1,315.05 | $131.51 | $0.294478 | $2.944780 | $16.630458 |
2020年11月2日 | $133.96 | 11 | $1,449.01 | $131.73 | $0.282602 | $3.108622 | $19.739080 |
2020年12月1日 | $138.05 | 12 | $1,587.06 | $132.26 | $0.556034 | $6.672408 | $26.411488 |
LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)への累計投資額は$1,587.06(1ドル105円計算で166,641円)、平均取得単価は$132.26(1ドル105円計算で13,886円)、累積税引き前分配金として$26.411488(1ドル105円計算で2,773円)を受け取ったことになります。
LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)2020年売却シミュレーション
2020年1月から購入したLQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)を2020年市場最終日となる2020年12月31日の初値での全保有分を売却すると下記のような結果になります。
売却日 | 売却単価(始値) | 売却数 | 売却額 | 売却利益 | 売却利益率 | 受取分配金 | 受取分配金率 | 合計利益額 | 合計利益率 |
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2020年12月31日 | $138.04 | 12 | $1,656.48 | $69.42 | 4.37% | $26.411488 | 1.664% | $95.83 | 6.04% |
売却利益は$69.42(1ドル105円計算で7,289円)、売却利益率は4.37%、受取分配金$26.411488(1ドル105円計算で2,773円)、受取分配金率は1.664%、売却利益と受取分配金を合わせた合計利益額は$95.83(1ドル105円計算で10,062円)、合計利益率は6.04%となります。
全て税引き前の金額になりますので、ここから税金が引かれた額が本当の利益となります。
投資適格債券に投資するETFとしてAGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)とBND(バンガード・米国トータル債券市場 ETF)がありますが、リスク許容度の高さはLQD > BND > AGGとなります。
BNDとAGGの2020年利益率はそれぞれ2.36%、2.46%とLQDの半分以下、株式投資へのリスクは許容できないが、投資適格債券への投資の中であればもう少しリスクをとれる場合はLQDが選択肢となります。
もう少しリスクを抑えたい場合は、AGGもしくはBNDが選択肢になります。
利益率2.46%!2020年のAGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)運用実績
利益率2.36%!2020年のBND(バンガード・米国トータル債券市場 ETF)運用実績
LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)の取扱いネット証券会社
三大ネット証券でLQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)の取り扱い状況です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の全ての証券会社でLQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)の取り扱いがありますので、どの証券会社を選んでもLQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)の購入が可能です。
SBI証券では、NISA口座でLQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)を購入した場合、購入手数料が無料となりす。
また、毎月決まった日にちにLQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF)を購入できる定期購入サービスがありますので、楽天証券、マネックス証券で購入する明確なメリットがなければネット証券シェアNo.1のSBI証券がおすすめです。